ほい!
今日は筋トレについて調べていた頃に偶然出会ったこんなものを紹介しようと思います。
これ。購入するとついてくる綿棒みたいなので口の中をコロコロさせて、それを返送するだけで遺伝子を検査してくれます。(1~2週間)
ちなみに7000円するんで、僕の結果をよく読んでから、自分もやってみたいと思った人におすすめします!
自分はかなり参考になったのでやってよかったですね。ですが・・・
先に言っておきます。
僕は中々ショッキングな結果でした・・・泣
スポーツ遺伝子検査(エクササイズ遺伝子検査)すると何がわかるの?
自分が「速筋タイプ」か「遅筋タイプ」か「バランス型」か科学的に調べられる
この検査キットは、筋トレに大きく関係する速筋を司る運動遺伝子「ACTN3(α‐アクチニン3)」の存在量により、まず「R/R」「R/X」「X/X」型の3つの筋体質を判定します。その後、自分の血管収縮機能タイプ、エネルギー生産能力を判定してくれます。
これらがわかることで、自分の向いている運動やトレーニングメニューなどを組みやすくなります。
まあ分かりやすく言うと、自分が速筋が多い人間かか遅筋が多い人間かわかるということです。
ちなみに、筋トレにおいて最も重要な筋肉は「速筋」です。これが多ければ、生産しやすい体であるほど、体は簡単に変化します。
そして衝撃的な事実があります。
人は生まれながらにして、速筋(白筋)線維と遅筋(赤筋)線維のどちらかの割合が多くなっています。
遅筋線維の割合が多い人は、速筋線維を鍛えてもなかなか効果が見られず、
また筋肉も太くなりにくい体質です。
もし自分が遅筋タイプだったらどうしよう・・・
僕の結果は↓まで読めばわかります。。
この検査は以下の3項目を判断するものです。
①ACTN3(遅筋タイプ、バランスタイプ、速筋タイプの判定)
→各筋体質の割合によって判定
②ACE(血管の収縮タイプ)
→血管が収縮しやすいかどうか。しやすいと瞬間的な力はでやすいがすぐに疲労する速筋タイプ。
しにくいとより多くの酸素や栄養を送れる持久力タイプ
③PPARGC1A(ミトコンドリアの生産能力)
→ミトコンドリアの生産能力が高ければ速筋タイプでも持久力が上がる。
よし、事前説明はこんなものでいいだろう・・・
さぁ、結果発表だ!!!
僕のスポーツ遺伝子検査結果・・・
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(泣)
わかっていたのにぃ!!!しにたい!!!
一応項目別に詳しく説明します。。
fa-arrow-circle-rightACTN3(筋体質のタイプ)
遅筋繊維の割合が高く、持久力を要する運動に向いているタイプ。判定は「X/X」型
速筋は白筋ともいいます。遅筋は赤筋です。速筋である白筋こそ、トレーニングによって肥大しやすく、見た目を大きく変え直接的なパワーにつながる筋肉です。
僕は完全なる「持久力タイプ」です。 しかも・・・
黒枠の部分を見てください。「αーアクニチン3が存在しないため・・・」
ファッ?!
存在しなくても大丈夫なものなの・・・??
ちなみに日本人はR/Rが20%、R/Xが60パーセント%、X/Xが20パーセント%の比率らしい・・・
選ばれし者ってことでいいんですかね・・・泣 (黒人はX/X型は3%しかいないらしい。)
しかもしかも・・・日体大の検査結果では以下のようになっています。
日本体育大学でも遺伝子検査をしている。中里浩一総合スポーツ科学研究センター長(47)は「10年ほど前から体育会の学生約2000人を対象に検査している。ACTN3という遺伝子を検査することによって、パワー・瞬発系に向くR/R型、あるいはR/X型か、X/X型か、調べます」と話す。
日体大には、全国からスポーツが得意な学生が集まる。菊池直樹スポーツトレーニングセンター研究員(30)は「競技力の高い人の中でも、五輪に出るような選手を調べると、ほとんどR/Rしかいない。レスリング選手では、全日本→国際大会→五輪とレベルが高くなるにつれ、X/Xは少なくなり、五輪に入賞するレベルになるとゼロになる」と研究結果をまとめた。
嘘だろ・・残酷すぎるでしょ(´;ω;`)
まあ、それくらい「速筋タイプ」は運動能力において優秀ということです。このタイプは筋肉がデカくなりやすく、パワー、スピードが非常にすぐれているという科学的な根拠があります。しかし、唯一の弱点が持久力はそこまで高くないということです。R/Rタイプだった人、おめでとうございます。。
ACE(血管の収縮タイプ)
続いて血管の収縮タイプ。判定は「I/I」型
これはいいほうなのかな・・?血管が収縮しずらいことにより(血管拡張機能が高い)ため、運動による疲労を感じにくく、酸素や栄養を運びやすい体ということらしい。
また、II型「トレーニング効果がでやすい」と書いてある!
これは嬉しい!しかし速筋タイプの人間によくみられる「D/D」タイプの説明を見ると、やはり血管収縮能力が高いことにより、瞬間的な力を出すことには特化していると書いてある。ますます自分が遅筋タイプということを再認識されられる・・・(´;ω;`)トレーニー的にはどう考えても「D/Dタイプ」がいいよねぇ。。
PPARGC1A(ミトコンドリアの生産能力)
最後はこちら、ミトコンドリアの生産能力タイプ。「G/S」型
これに関してはいたって普通ですね。ミトコンドリアの生産能力が標準的であれば、「エネルギー生産量が少しずつ増え、運動が楽に行えるようになる」らしい。
トレーニー的に一番いいのはG/G型ですね。
こういうことみたいですね。なるほど、速筋優位の人間であってもこれが高いことで遅筋の役割が強い持久力的な機能も担ってくれるということか。
結局トレーニー的に最強の運動遺伝子は?
まとめると速筋優位の最強の組み合わせはこうなりますね!
●ACTN3・・・R/R
●ACE・・・D/D
●PPARGC1A・・・G/G
おそらく超速筋タイプであれば「R/R、D/D、G/G」この組み合わせになるはずです。もって生まれた超運動能力特化人間ですね。うらやましい!(´;ω;`)
ちょっと疲れやすそうだけど。。。
ちなみに僕みたいな遅筋タイプでもちゃんと筋肉は大きくなりますし、運動科学論文をいくつか読むと遅筋でも鍛えるうちに速筋に近い働きをするようになるということみたいです。速筋も同じく、遅筋に近い働きを強化することもできます。ですから、これらの結果は今後のトレーニングの参考や自分がどのような運動に適した遺伝子をもっているかという判断基準として認識しておくのがいいと思います!
参考になれば幸いです!